クラシックギター ストリーミング コンサート

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激闘では、ヤバくてホントは載せられない、へっぽこなギターとかカルトな曲を弾いてます

 

「ヴィラロはこんなんばっかり」 編

  • 「エチュード10番」 04/10/3
 
 


ヴィラロボスのエチュードです。

スーがいつも「キツイ」といっているヴィラロボスです。テクニック的にもきついですが、そのモティーフも相当です。この10番は変拍子バリバリの曲で、とっ散らかりやすいんです。ヴィラロはこんなんばっかです。

このエチュードは左手のスラーの練習なのでスーは全部スラーで弾いてます。そうすっと難しいんだよね。実音入れたほうが楽なんですがそれじゃエチュードになりませんので頑張ってます。

「エチュード10番」 ヴィラロボス 作曲  ギターライフ REC by CLGSU  2004/10/3 収録 2025/1/2 ReMaster

左手全部スラーですので右手はもっぱら消音に気を使います。

これは、たとえば2弦のスラーをするとき1弦を a の指で消音します。左手がアバウトでも1弦の音が出ないようにする処置ですね。コイツも難しい。スーはこの曲ではスラーの音の部分、ほとんど a かm の指で弾いてるので、 a m a m と交互に弾いては消音してます。

技術的にはそのスラーがすべてといっていいほど肝の曲です。スーちゃんと音出てないトコあるなぁ。

ああ、あと最後のラスゲアード、コイツは弾く人によって色々です。スーは、↑ami ↓ami の繰り返しをやってます。う〜ん、多分こういう6連のラスゲアードやる人はいないでしょうけど・・・。でもこのラスゲアード、面白い響きでしょ。スーお気に入りの必殺技です。

 

編集後記 2004/10/9

告白します・・・・。じつはこれ二箇所ばかし作曲しちゃってる所あるんです。

いやーもちろん弾いてるとき気が付いてるんだけど、何事もなかったように弾き飛ばしてるんですね。中間部、四分音符分多く弾いてるトコとラストのシンコペきつい場所でまちがってるんです。

スー基本的には録音はライブみたいにやるんで、録音するときはいつも緊張します。一発勝負と言うことで・・・・。多くても3テイクぐらいしかやりません。もし3テイクやって、ダメダメでしたら、その曲はまだ録音できるレベルではないということです。というか、人前で弾いちゃいけない曲なんですね。まあ、激闘は審査レベル甘いんですけど・・・(甘くしないといつまでもサイトに載せられなくなってしまうので・・・最近激甘ですが)

じつはこれ、すごい練習になるんです。本番に強くなると言うか、集中力をつける訓練になりやす。

昔はスーもよく弾きなおしたりするクセがあったのですが、録音するようになってからそれが直りました。「どんなことがあっても弾ききる」って難しいんデス。そんなわけでこの10番も、どえらい間違いをしているんですが本人は涼しい顔して弾いとります。

 

 

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