クラシックギター ストリーミング コンサート

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激闘では、ヤバくてホントは載せられない、へっぽこなギターとかカルトな曲を弾いてます

 

「クリスマスにふさわしい?のか・・」

  • 大聖堂 La Catedral  04/12/25
 
 


世の中はクリスマスですねぇ・・・。ではふさわしい?曲を

「大聖堂」-Preludio Aバリオス作曲 ギターライフ REC by CLGSU 2004/12/25 収録

大聖堂のトップをつとめるこのプレリュード、ひたすら物悲しい曲です。

 

「大聖堂」-Andante Religioso Aバリオス作曲 ギターライフ REC by CLGSU 2004/12/25 収録

二番目のこの曲はその大聖堂でのミサの雰囲気を表しているようです。なかなか荘厳な雰囲気です。

さて、次のアレグロ・・・難しいので出来が悪いです。まだ載せるには早いのですが、取り急ぎ載せています。多分明日か来週入れなおすことになるでしょう。失敗だらけなんだよなぁ・・・。でもクリスマスだし全部いれんとイカンということで載せてます。

「大聖堂」-Allegro Solemme Aバリオス作曲 ギターライフ REC by CLGSU 2004/12/25 収録

トリをつとめるこのアレグロ、ミサの終わった後の雑踏を表現しているという話です。この曲、非常に左手が疲れます。もう後半になってくると指が疲れてやばいことになってくる曲です。ポイントはいかに脱力するかと言うところなのですが、脱力する場所がほとんどありません。なんとか脱力を物にして再録音しなければいけませんねぇ。現状では雑踏でころんでる人が多いようです。

編集後記 2004/12/29

技術とスピード

この曲に限らずですが、速い曲だと異常にハッスルして鬼速で弾く人がいますが、どうなんでしょうか?。まあ、少なくともこの曲は、せいぜいスーが弾いてる速さぐらいが適当だと思います。無理くり早く弾いても、流れが悪かったらどうしょもないのにねぇ。

スーは、速く弾くことによってミスをするのは許容ですが、流れが悪くなったりするのはカンベンしてほしいなぁ。難しい所で失速した演奏は「弾けないならそのスピードで弾かなきゃイイのに・・」と思ってしまう、もちろん絶対的にスピードを要求する曲もありますけど(そういう曲は頑張って弾くしかありませんが)。鬼速が必要ない曲まで速く弾いて崩壊して・・・あんたそれでもプロ?といいたくなりやす。スーもこの曲これ以上早く弾くと前半はいいのですが後半がヤバヤバになるので弾きません(もっともその必要もありませんが)。

最近聞いた演奏家では中国のヤン女史の演奏がすごかったなぁ。どんな速い難しいフレーズも流麗でさぁ。久々に現代曲でイイと思える演奏が聞けてスーも満足でした。ホントにうまい人たちは速いフレーズでもさりげなく弾けるので、スーはかなわんなぁとため息です。速いと言えばバルエコのロボスの2番のエチュードもすごいよなぁ。広い範囲のアルペジォスケールをまるで空間に線を引くようにエレガントに弾いてます。まさにバイオリンのような表現でした。

本質的な底力のあるテクニックってこういう演奏家のテクニックの事を言うのだと思います。本質的に音楽がそのスピードを要求していたら、そのスピードで難なく弾き切る。しかも、歌あり、涙あり、笑いありの多彩な表現で弾き切る。スーもいつかは、そんな演奏できるようになれないかのぅ・・・。

 

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