glow(keeno)演奏技術解説第10回目です。


さてさて、ここからは次なる新しいテーマが展開されます。
ベースがA・B・C#と上昇していく2分音符のシンプルな和音構成にメロディーを載せていきます。
で、50小節目
赤枠で囲ってあるC#からEへの跳躍音の表現。
跳躍音の表現は通常、跳躍後の音が、強いか弱いかの二択となります。
ちなみに、このケースは弱い音が適当でしょう。というか強い音の表現はありえないでしょう。
楽譜を見てもらえばわかると思いますが、跳躍前に短い休符を置いています。ということは、この部分は意識してミュートしてほしいとの編曲者の意思表示です。あっ・・ちゃんと「mt.」て書いてもいますね。
あと、記号で「vib」と付けています。これは「ビブラート」の記号ということなのですが、一般的ではないですね。まあ「ビブラートしてください」ということです。
跳躍音程の繊細な表現を美しく演奏するのは難しいですね・・・。
過去にやった演奏例ではコレ、「Lost my music」のこの部分なんてどうでしょうか、10秒前から再生します。
さて、それでは逆にフォルテの強い表現ですが・・・。シャウト見たいな感じでしょうかね。
なんか良い例が自分演奏の中で思いつかないですね。しばし思案中。