さて、マイクを作るに当たって前回も触れましたが、マイクカプセルはどうする?という問題があります。
え~ちなみにマイクカプセルというのは、

がマイク全体で

その先端部分のことを言います。ちなみに後ろの部分はプリアンプ部とか本体とかいう事が多いみたいです。
多くの小口径型のコンデンサーマイクでは
高級品になるとマイクカプセルが交換できるタイプが多いようです。これは、指向性の違うカプセルをいくつか用意して用途に応じて交換して使えるようにする
ためにそのようになっていることが多いようです。何しろマイク高いですからね。ちなみにこのマイクのカプセルの部分の値段、DPA ( ディーピーエー
) / MMC4006、175,800円です。うん高いですね。最高ですけど。
さすがにこのカプセルを使ってマイク作るという選択はありませんね。この金額出すのだったら自作などせず本体本物買ったほうが良いですよ。
ではもっとこなれた値段で品質の良いのは?
AKG ( アーカーゲー ) / CK62ULS、16,800円
おおーー良いではないか・・・・。しかし自作マイクの部品単体に16,800円・・・なんか負けた気がする。

そこで、エレクトレットコンデンサマイクカプセルですよ。色々あります。一個100円から200円くらい。



この手のカプセルは元々小型機器の音声収録のための間に合わせの物が多く、中々特性の優れた製品がありません。色々テストした結果下記の二つのカプセルが非常に優秀で使う事となりました。
まずはコレ。知る人ぞ知るパナソニックの名器。WM61A。
自作マイクでは定番中の定番。そして、もうひとつはこれなんですが、型番がわかりません。秋葉原のラジオ会館で買ったやつなんですが、大して期待もせず買った物でして・・・・。まだ在庫は持っていますが売っているかは判りません。パナソニックのカプセルの倍ぐらいの大きさです。

で、表から見ると。おお~なんかいい音出そう。
さてと、中身が決まったら次はガワだな。
私もいっぱい試作するまでわからなかったのですがカプセルのガワ、結構音に重要な影響があるようです。