水. 6月 25th, 2025

glow(keeno)演奏技術解説第6回目です。

楽譜&TABのダウンロード

いや~演奏解説、結構久しぶりです。どこまでやったんだけか、忘れてますねぇ。
うん、サビのもう一回繰り返してそれから対位法的アレンジの所からだったね。
とりあえず楽譜楽譜と・・・ここからね。

前回32-33小節のサビの繰り返しにおいて速度を遅くする、という話をしたんだけど。
実はこういうオリジナルがある編曲物はテンポキープしないとたたかれる場合があるから諸刃の剣なんだよね。
通常クラシックではテンポの変化、いわゆるテンポルバートはごく当たり前に行うので珍しくないのだけど。POPではテンポキープが普通で、テンポ揺らすとよく叩かれちゃうんだよね。ただしなんか叩くのも、テンポとリズムを間違えてたたく人がいたりして、なんだかなー、て感じだったりするんですけどね。
もちろん、クラッシックでもルパートは気を付けて行わないと気持ちの悪い演奏になっちゃうんだけどね。
それと楽曲によってルパートの幅が違うこともおおいです。たとえば昔弾いたやつですが
「主よ、人の望みよ喜びよ」

みたいに、バッハなどの古典では細心最小の、自然なルパートにしないとすぐダメ出しされます。
ちなみにこの動画もニコではダメ出しされました。テンポルバートに関しては最大公約数を考えて演奏しますがすべての人を満足させることはできないし、最大公約数が行き過ぎると没個性な演奏になってしまい意味がなくなってしまうので・・
難しいですね。
なんか、そういう意味ではPOPはクラシックよりガチガチな感じがすることが多いと思う。
普通皆さんが考えるにクラッシックはルールの制約が多いと考える人が多いと思いますが、実はPOP系の方も多いんです。なんていうか・・・・そう、オリジナル原理主義者とでも言いましょうか。
私はアレンジをするとき、「ひたすらオリジナルそっくりに技術の限りやる」か「全くかけ離れたアレンジをする」と、どちらもやります。
それで、かけ離れたアレンジをすると「原曲破壊者」とかよく言われちゃいますね。まあ、気にしていませんが。ただ気を付けていることというか、心構えとしてやはり原曲には最大限の敬意を払い、愛情をもって取り組みます。当たり前のことですが。

さて、このテーマ、アレンジにおけるオリジナルの尊重しかり、テンポの揺れ、しかり。まだ書きたいのですが長くなってきたので次回にてつづくです。

あれ?glow演奏解説はドコへ・・・。

By yoshi