先日、JVCにやられてドフ(ハードオフの事です)へ変換プラグ買いにいった話をしましたが。
そのドフへ行ったときについ買ってしまった物が・・・。
Mark of the Unicorn MOTU 828 FireWire オーディオインターフェース

です。すでにカバー開けてチェックしてますね。ドフの基本でつね。
しかし、ほんとドフは危険。ついなんか買ってしまう。まあ1600円と安かったのでつい買ってしまったのですけど。
これはねぇ。初号機がだいたい2001年頃のオーディオインターフェースなので、もうDAWの黎明期の名器です。
さすがに現在の機材と比べると弱いですけど。それでも当時24bitというのはすごいねぇ。チャネルも16チャンネルもあるし。ただ周波数が44.1と48kHzしかないのが残念。
私、録音では96KHzで入れてるから使い道が無いのですけどね。
じゃなんで買ったかというと、やっぱMOTU、僕らはモツと呼んでるけどモツの828初号機と言ったらやっぱり音聞いてみたいじゃないですか。なにしろ「オーディオインターフェース、何買うか迷ったら、とりあえずモツ煮しとけ」の格言があるんでw。
当時のスタンダードリファレンスということで、つい好奇心に負けてしまいました。
さてそのモツ中の具合はどんな感じ?

だいたい中はこんな感じでつ。

おお!トランス、デジタルとアナログ分けてるんですね。ファームウェアのコピーライト、2001年となってますね。16年もたってるんですねぇ。ちゃんと動けばいいなぁ。


ボリュームの配置がにくいですねぇ。できるだけINSに近づけるためにバーで延長しているのですね。

うむ、アース、デジタルとアナログ、右と左、きっちり分けていますね。
さてと、DACは・・・CIRRUS LOGIC CS4223ということはADCも兼ねているのか・・・ん。

AKM AK4321VFがあるぞ・・・。なぜ旭化成のDACが一つだけあるのか?
そうか!マスターの出力はAKMを使っているのか。なるほど~。マスターに使うということはCIRRUS LOGICに勝ったということだ!

ふむ・・・水晶は24.576MHz一つだけか。ロジックICも一つしかないということは、カスタムICでシンセサイズド合成かしら?水晶が空中配線になってるのがノウハウなのかw?振動伝えにくくするとか?
オペアンプはNJM4580と日本無線の物を使っている。なんか旭化成とか日本無線とか、音の肝となるパーツが日本製なのはうれしいねぇ。コレ、ばりアメリカ製なんだけどね。旭化成と日本無線、16年たった今でも両分野で活躍しているのは、当時から頑張ってたからなのですね。
さて、そんで動かしてみました。
うむ、いいね。音が厚い。なんだろう・・・説得力のある音というのか。けしてきれいな音ではないけど。コレはこれで好きだなぁ。ただやっぱりSNは悪いですね。劣化なのか判断がつきませんが。ビンテージの機材はSN、仕方ないんですよね。まあそれをカバーする魅力ある機材もあるのですが。コレはそんな一台になりますか。1600円大満足。